EVと共にある未来社会

2018.03.17

こんにちは!広報室の柱山です。

最近家を購入、または検討されている方であればZEH(ゼッチ)はご存知であると思います。

ZEHとは、「快適な室内環境」と、「年間で消費する住宅のエネルギー量が概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅です。

簡単にいえば、「快適でかつ、発電量と使う電気の量が±ゼロ以下である」と言うことでしょうか。

国では「エネルギー基本計画」において、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指すと目標設定されています。

ZEHに対しては補助金があり、国から支援されていますが平成30年度にはさらにZEH+と言うものが追加されそうです。

そしてZEHがZEH+になる追加項目が注目なんです!

追加用件のなかに

【売電のみを前提とせず、自家消費を意識した再生可能エネルギーの促進に係る次の3要素のうち2要素以上を採用】とあります。

1つ目、【外皮性能の更なる強化】:言い換えれば断熱性能だと思います。

2つ目、【高度エネルギーマネジメント】:HEMSの進化版と考えれば良いでしょうか。

3つ目、【電気自動車を活用した自家消費の拡大措置】:V2Hを用いてEVを蓄電池で利用するということですね。

これはすごい事だと思います。定置用蓄電池ではなく電気自動車となっているところです。

詳しくは資源エネルギー庁HPをご覧ください。

ただ、補助制度は制度設計中であり、今後変更がある場合もあると言う事です。

《資源エネルギー庁HP ZEHに関する情報公開について》
《平成30年度 戸建住宅におけるZEH支援事業の主なポイント》

また、わが国が目指すべき未来社会の姿として【Society5.0】が提唱されています。

そのエネルギーに関する事例において蓄電池としてのEVが明記されています。

《内閣府HP Society5.0》
《Society5.0 説明資料》

電気は売電から自家消費へ、そのためにある蓄電池としてのEV。

未来社会はEVと共にあります。